ベルタ

ベルタ(BELTA)は、トヨタ自動車の小型4ドアセダン。ベースは、2代目ヴィッツ。

プラッツの後継車として、2005年11月28日発表・発売された。特にカローラ店では1999年8月に廃止されたカローラIIの代替ユーザー(特に、モデル末期のL50系ユーザー)をターゲットに小型4ドアセダンを戻すねらいもあったようだ(もうひとつの理由として完全にカローラセダンとのセグメント上(ベルタ→Bセグメント、カローラセダン→Cセグメント)での棲み分けを図るという理由もある)。

コンセプト:『シンプルこそが美しい』が、トヨタ:ベルタのデザインコンセプトである。
小型4ドアセダン「ベルタ」

プラッツには1.0L4気筒DOHC16バルブエンジンや(1SZ-FE型)1.5L4気筒DOHC16バルブエンジン(1NZ-FE型)が搭載されていたが、ベルタにはFF用に1.0L3気筒DOHC12バルブガソリンエンジン(1KR-FE型)および1.3L4気筒DOHC16バルブガソリンエンジン(2SZ-FE型)。4WD用は1.3L4気筒DOHC16バルブガソリンエンジン(2NZ-FE型)が搭載される。 プラッツに比べて、全長が120mmほど長く、全幅が30mmほど広く、全高が40mmほど低く、ホイールベースが180mmほど長く、トランクルームが11Lほど大きく(トランク容量475L・1.3L車のGグレードのFF車)なっている。全車、5速マニュアル車の設定はなし。ボディサイズはE110系カローラセダンを凌ぎ初代 プリウスに限りなく近い。
ベルタ情報

toyota.jp ベルタ コンセプト フロム・ザ・チーフエンジニア
新コンパクトセダンの開発を担当することになった時、私はコンパクトクラスのクルマには何かが欠けていると感じました。お客様の声を調査すると、コンパクトクラスのクルマは、低価格、低燃費、さらには取り回しや使い勝手の良さを評価して購入する方が多い一方、そのクルマを所有する喜びや誇りを感じている方は少ないことがわかりました。 確かに、低価格のコンパクトクラスのクルマにお客様が求めるものは、まずは必要最低限の装備と性能、そしてコンパクトさがもたらすざまざまなメリットであることは間違いありません。しかしながら、クルマは日々の生活を満喫するための大切な宝物であるべきだと、私は考えます。合理性の追求だけではなく、うっとりするような美しいデザインやわくわくする華やかさ、人の感性に優しい、柔らかなタッチの操作系など、エモーショナルな部分も併せ持ったコンパクトセダン。クルマと共に暮らす喜び、クルマを運転する楽しさを味わっていただける、そんなコンパクトセダンを開発したいと強く思いました。
合理性とエモーショナル、という背反する要素を併せ持つ理想のコンパクトセダン。実際の開発は至難の技に思えました。しかし、考えてみれば、日本の伝統文化の中には、一輪の生け花が置かれた日本間のように、簡素な部屋に1本の花をあしらっただけのシンプルな空間にこそ華やかさや豊かさがあるという発想があります。クルマの場合も加飾や装備で飾らなくとも、もともとあるモノの形を極めていけば、シンプルなデザインならではの上質感や洗練さを創り出すことが可能だと思いました。 “Simple is Cool”シンプルこそが賢く、カッコ良い。 これはデザインだけではなく、このクルマの開発すべてにあてはまるフィロソフィとなりました。
「Compact Stylish Saloon」をテーマに、コンパクトならではの取り回しの良さや低燃費に加えて洗練されたデザイン、外形からは想像もつかない広く快適な室内空間とラゲージスペースの実現を目指しました。 「所有する喜びや誇りを感じていただけるクルマ」に大いにこだわり続けて生まれた「Compact Stylish Saloon」を、イタリア語で「美しい」あるいは「美しい人」を意味するベルタ(BELTA)と名付けました。このベルタは、必ずや多くのお客様に受け入れられるものと考えています。そして、ベルタという名の、新しいトヨタ最小セダンが、クルマのある暮らしに美しい彩りや潤いを添えることを心から願っています。




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